2019.09.30 Monday

絵の細部

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    先月まで描いていた絵の拡大写真。

    これは旦那に撮ってもらっていて、もともとは小さい絵なので、拡大するとわかる表情、みたいなのがあるのに気付きました。

     

    例えば、この天使の表情なんですが、

    顔は、描きながら悩んだ部分です。

     

     

     

    紆余曲折を経て、結局一番上で落ち着いたのですが、

    何回も重ねているうちに、うっすら凹凸が出てきて、顔を描いたつもりはないのですが、

    天使の表情がうっすら見えるようになりました。

    (言われるまで 気づかなかった)

     

     

    なんだか、目をつぶっているように 見えるでしょうか?

    とても小さな部分ではありますが・・・

    意図せず生まれた表情が、いちばん自然に感じられました。

    岩絵具の面白いのは、こういうところかもと思います。

     

     

    空の割れ目。

     

    コングロメレイト、という石があって。

    いろんな鉱物が混ざり合って、できた石ということですが。

    そういう石が描く模様のイメージもあるかもしれません。

    半透明のオパール部分(?)が水たまりのように見える、綺麗な石です。

    通称ケセラストーンと呼ばれています。

     

    今月は自然災害もあり、なかなか落ち着かない天気でした。

    タイミングなのか、昨日は『天気の子』を観てきましたよ。

    大多数にとって良いとされてることよりも、自分の、「本当の願い」に沿って選択すること。

    その意味を示すお話でしょうか。

     

    (以下ねたばれ注意)

     

    天気の子が天候を操る際に出現する、雨でできた魚のような存在。

    あれは今までの人類史の中で、人柱になってきた存在たちの魂(の成れの果て)なのでしょうか。

    主人公が探しに行かなかったら、彼女もあのまま魚の仲間入りしてたのかも、と思いました。

    あの魚は雨水でもあるので、だとすると雨って一体なんなんだろう・・・と思考は巡ります。

    2018.10.31 Wednesday

    taika 4thアルバム「distant」発売記念

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      本日リリースされたtaika4thアルバム「distant」、一足先に音盤ゲットして、聴いております。

      音楽って、いろんな楽しみ方があると思います。

      その世界にどっぷり浸ったり、BGMとして作業の合間に流したり、聴きこんで分析(?)したり。

      私はどういう聴き方かというと、やっぱり視覚的なもの(色合いや風景)に置き換わって、聴こえてくることが多いです。アニメとかゲームとか、物語が好きな人は、全般的にそうなんじゃないかな?とも思います。

      何かのイメージと繋がる、その世界に誘われる、そういう作用がオンガクにはあるのかなと感じたり。

       

      今回の「distant」は。

      音を色に置き換えた時の煌めきや揺らぎが、また一段と深みを増して、響いてきます。

      私は技巧的なことは詳しくないのですが、たぶん音楽やってる方にとっても、聴いていて面白い音楽なんじゃないかと思います。

      ぜひぜひ、おすすめです。

      今回ジャケット絵以外にも、リーフレットに私の鉛筆描きイラストを使って頂いております。

      ボーカル・妙さんセレクトのモチーフです。こちらも併せて、ご覧いただけましたら嬉しいです。

       

      ということで。

      今日は発売を祝って(?)、ジャケ絵の制作過程を写真で振り返ってみたいと思います!

      ふだんあまり制作過程を振り返ることがないので、自分的レアです。

      最初の方から、載せていきます。

       

      _竺─構図決め。

      デモ音源を聴きながら、絵のアイデア出しをしつつ、方向性を決めていきます。

      机の上のごっちゃり感がおわかりいただけるでしょうか・・・?

      この時の私と妙さんとのやりとりは、制作秘話としてtaikaブログで読めます。

      どんな風に構図が決まったのか?ご興味がある方はぜひ。

       

      今回、歌詞に登場するモチーフで、「天秤」を描いてみては?というアドバイスをメンバーの方から頂き、これは自分的にけっこうハードルがあった試みです。なぜかというと、そのモチーフしだいで、見たときに違和感が生じたり、聴くときにも影響が出そうな感じもしたからです。なので配置やバランスも考えつつ、描いてみました。

       

      下絵決定

      完成イメージですね。テンションを上げるために、自分で文字を描きこんでいます。

      パソコンでだいたいの色合いのイメージも決めます。

       

      O損罎豊△派舛い寝竺┐鯏昭未靴泙后

      この後、アウトラインを墨で引いて、線をはっきりさせたら、いよいよ岩絵具を使って、色をのせていきます。

       

      づ匹蟒鼎佑討いと、で引いた線や濃淡はだんだん覆い隠されていきます。

      塗りながら、カタチを直したり、描き起こしたりしていきます。

       

      グき続き色を重ねます。

      岩絵具は石やガラスを砕いて作った、砂状の画材です。

      色の違いだけでなく、さらさらしたものから、ごつごつしたテクスチャーのものまでいろいろと幅広いのですが、

      私の場合はなんとなく、合いそうに感じた色合いや質感のものをセレクトして、塗っていきます。

       

      η鷁,

      金箔を全面に置く部分(水辺の部分)には、今回赤茶色の「ボーロ」と呼ばれる、土を練った絵具を塗っています。

      金箔の下に粒子の細かいこのボーロを塗っておくことで、金箔の色合いに温かみが増すのだとか。。

       

      金箔で三日月や星の形を作っているところ。

       

      描きこみ

      ちょうどよいカタチを探りつつ、細部も描き起こしていきます。

       

      全体のバランスを見つつ、完成

      ・・・こんな感じで、制作しております。

      taikaのための絵は、ふだん自分が繋がる世界と続いているけれど、同時に毎回新しい世界観でもあると思うので、

      新鮮な感じがあります。

      この原画は、11/4四谷SOUND CREEK Doppoでのライブ会場にて、展示いたします。

      あ、、そういえば。今回、使った絵具もですね、収録曲の歌詞に出てくるものがあります。

      「深淵の檻」という曲に登場する、「水晶」と、「紅玉」。

      岩絵具では、水晶末と、紅玉末(コランダム、ルビーですね)という天然石を砕いて作られた色があります。

      今回、オオカミのカラダ部分に、この二色を使っていて、オオカミの白っぽいところと、薄ピンクなところ、がそうです。

      実物でもご覧いただけましたら、幸いです。

       

      それから、レコ発ライヴのために、ジャケ絵ハガキを作らせて頂きました!

      こちらは、会場の物販コーナーに置かせて頂く予定です。

      こんな感じの、3枚セットです。

      今までのアルバムをお持ちの方も、併せてお楽しみくださいましたら幸いです。

      2016.09.30 Friday

      波のかたみ

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        こんばんは。

        夜になると、外から虫の鳴き声が聞こえてきて、

        そういう日は静かだなーと思います。

        雨の音と似てるでしょうか。

         

        このところは雨降りの日が続き、朝晩は肌寒い日も増えてきました。

        毎日季節が移り、明日から10月。

        10月になると、もう今年はあと3ヶ月なんだ〜と、例年のようにハッとします...

         

        今月は原始感覚美術祭とアートスペース泉での展示があって、

        あちこち移動も多い月でした。

        本当はもうちょっとここで宣伝等できれば良かったのですが、日々ボンヤリしているうちに終わってしまい、

        次回があればもう少し、頑張りたいところです。

         

        ところで、絵に限らないことだと思いますが、自分が表現したもの、をひとに見てもらうというのは

        すごく緊張するというか、それを通り越して怖かったりもすることがたくさんあります。

         

        でも今回、自分の絵を展示したり、作家さんの絵を見に足を運んだりして思ったのは、

        そこで出会った作品で、良いなあ、とか気になるなあ、と感じて心に刻んだものや、掛けてもらった言葉は、

        自分の中で面影のように残っていて、それが自分で何かの表現をする時、不思議な励みになる感じがします。

         

         

         

        アートスペース泉のオーロ遊び展で展示した絵。今のところ「貝殻遊び」というタイトル。

         

         

        これは、貝殻絵シリーズ「波のかたみ」

         

        この二点の絵は、同じテーマというか、私的には繋がっているものです。

        二枚の貝殻の表と裏で、昼と夜、生と死、みたいな表裏一体のものを描いています。

        (「昼」の貝には小さいヤドカリがいます〜)

        2016.06.30 Thursday

        かけらたち

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          こんばんは。

          梅雨のただなか、六月最終日に、慌てて日々を思い返しながら書いています。

          ふだん定期的に日記をつける習慣もなく、ブログはなんだかいつも、文章の書き方というか、

          言葉の表し方を探りつつ書いてるな〜と思います。

           

          この時期は頭痛もちにツライ時期で、雨が降り出しそうな時ほど頭もズッシリきて、

          梅雨明けが待ち遠しいような、、でもやっぱり関東の厳しい暑さは遠慮したい。。!

           

          それでも、どちらかといえば冬よりも夏のほうが活発に動けるほうなので、

          夏を迎えて、制作にも手を向けていきたいところ。

           

           

          今月描いた一枚。

          泪ぐむ木、という名前にしようと思っています。

           

          私は、自分で描いている絵を、これはこういう絵です、

          というふうに言おうとして、かえってなんだかわからなくなる、ということがよく起こります。

          自分は強く描きたいものって、実はあまりないんじゃないかな?とがっかりしたりもするのですが

          でも完成した(と思われる)絵を見ていると、その絵が、自分の中のかたちにならない気持ちや

          心の動きを投げかけてくれるような時があって、

          そういう時は、ちょっとほっとするような気持ちになります。

           

           

          夏なので涼しげに(?)貝がらの絵も〜。

          今回は、透明水彩の持ち味をより生かし、柔らかいかんじで彩色してみようと思ったのですが、

          なかなか  ムズカシイ(^-^;)

          2016.01.31 Sunday

          瞬くかたち

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            こんばんは。
            2016年最初の投稿なので…あけましておめでとうございます。
            毎年、この時期に来ると寒さも本番でしょうか。
            私はこのところ冷え性が気になり、
            最近は靴下を重ね履きしたりカイロを積極的に導入したりしています。
            足元が温かいだけで、だいぶ快適に過ごせますね〜

            さて、新しい年が明けてひと月めのブログは、干支めぐり版画のことを書こうと思います。
            2016年の年賀は、こんな一枚になりました。



            タイトルは『またたく かたち』です。

            年賀のために版画を作るときは、その年の十干十二支にどんな意味合いがあるのか調べて、
            そこから着想を練っています。
            今年は「丙申(ひのえさる)」。植物の生長にたとえると“果実の成熟を顕す”、ということで
            果実の中に在る、記憶とか可能性とかが混ざり合って、内側に小さな宇宙を形成している…
            といったイメージで描いてみました。
            また申年ということで「みざる、きかざる、いわざる」
            …から「みる、きく、はなす」のような連想もあります。これは私自身の今年の抱負(?)でもあるような…。

            本日絵画室のトップページも、この絵に変更しました。
            今年こそ、ウェブサイトの模様替えをしたい!ということで、それ以外まだ更新してないのですが。。
            果たして望み通りのページになるのやら…


            こちらは昨日見つけた梅の花。
            今冬はやっぱり早いのでしょうか?
            寒い中咲いている佇まいはきれいだなと思いました。

            それでは今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
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