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2015.07.31 Friday

初夏の記録

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    こんばんは。
    先月は梅雨の真っ最中でしたが、
    七月終わりの今日は真夏日、いよいよ夏も本番です。

    この時期は熱中症や虫刺されなどもあって、
    決して過ごしやすい季節とはいえないかもしれませんが
    個人的には、夏はすごくエネルギーがある季節に感じています。
    寒い冬が、内にじっとこもるような(でも、内部では静かに育まれているような)作用をもたらすとしたら、
    夏はそのエネルギーが一気に放出されるというか。
    身体もなんとなく身軽で動きやすくいたいような感じがします。
    単純に、日照時間が長いから、普段より長く活動しているような錯覚に陥っているのかもしれませんが、、
    夏はエネルギッシュだからこそ、お祭りも楽しい!のかもしれません。

    そんな夏本番の少し手前、今月半ばに前橋文学館で開催された「言葉と弦」は
    私も原画と共に会場へ行ってきました。
    たくさんの方がこの初夏の不思議なひと時を見守ってくださったこと、
    その後いろいろなお言葉や感想を頂けたこと、とても幸せでした。
    このような場ではありますが、深く感謝いたします。


    会場前に、アートイメージで使用した絵の原画を展示させて頂きました。
    前橋文学館、晴れの日には外光が柔らかく取り込まれて、やさしい空間になります。


    これは、リハーサルのようす。
    本番前というと、緊張のピークでぴりぴりした雰囲気なのかな?と勝手なイメージを持っていましたが、
    みなさん、終始和やかな雰囲気の中、音合わせをしたり、
    朗読する作品の世界を話し合ったりしているのが印象的でした。

    本番も、この雰囲気のまま、ゆっくり時間がすべり出したような感じで
    宮澤賢治の『銀河鉄道の夜』の最初のシーンから始まりました。
    最初のシーンというと、ジョバンニとカムパネルラが学校で午後の授業を受けている場面ですが、
    朗読の絢子さんの声は、そのまま、物語に登場する先生のようにも感じられるし、
    作品世界全体をじっと見渡している神さまが話している声のようにも聞こえました。
    その声の背景では、在也さんのピアノの音が作り出す星空や風を感じながら、
    伴さんの奏でるチェロの音が、言葉にならない人の心の震えを描写しているようにも感じられ
    (なんだか、宮澤賢治がどうしてこの楽器に惹かれたのか、想像できるような気さえしました)
    音の世界は、目には見えなくて、留まらずに流れていくものだけれど、
    本当に美しくて豊かだな…と聴き入ってしまいました。
    絵も、この時間を見守るようだったという感想を、来て頂いた方から掛けて頂き、とても嬉しかったです。

    本当に、ありがとうございました。
     
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