虹の精
ここ数日は雨続きで、日中なのに日没直前のような暗さが続き。







五月は緑
4月は桜、6月はアジサイの紫、だとすると、五月は木々の緑、なイメージ。
GW中、近場の自然公園に出かける機会が何度かあって、植物の中に身を置いてきました。
白い花々といっても、いろんな形状や咲き方があって。当たり前のことですが、自然物は多様だなぁと思います。
今月はちょい季節外れですが、岩絵具の絵と同時進行で、貝殻のお雛様も。
このお雛様を作るのに使っている紙は、某画材店の片隅で昔見つけた紙で、現品限りのお品でした。
にじみが出しやすいので気に入っていたのですが、すでに製造が終了した紙のようで、
もう再販されることはない、とのこと。
実はこの数年、地味に同様の紙を探しておりましたが、なかなか出会えないので、
もう一度、今月、駄目元で販売店に聞いてみたのですが、やはり無いものは無く。
いよいよ、同じ紙を使うことへの執着は捨てよう、とひっそり決意しました。
似たような紙はいくつかあるので、今後はそれを使い、見劣りしないように、作っていきたいと思います。
そんなわけで、色々塗っているところ。
いちばん大きい貝殻一組以外は、旧和紙を使っています。
絵を描いている方は何かしら経験あるのかなと思いますが、気づいたらお気に入りの画材が製造されなくなっている、ということは度々あります。
特に天然石や、人工石が素材となる岩絵具は、それが激しい傾向に感じていて。
気に入った色は少し多めにゲットしておいてますが、いつ買えなくなってしまうかわからないので、
基本、一期一会のような気持ちで使うようにしています。
これは自然公園で見つけたハナイカダ。
葉っぱの上にちょんちょんと花が乗るように咲く、かわいい植物です。
これは咲く前のつぼみなのかな、まだ黄緑色ですね。
貴船神社所縁の貝殻の絵を描く時、題材にしたので、写真では見たことがあったのですが
実物は、初めて目にしました。(こんな絵にしています)
ヨメノナミダ、という別名もあるそうですよ。
連休中はどこも混雑、なイメージでしたが、静かなところに出かけられて、なかなか満足でした。
大きな年越し
もう少しで、新しい元号になりますね。
「令和(れいわ)」良い響きに思います。
今日のブログタイトルは、大みそかというか、大きな年越しのような空気だねということで。
平成が終わらないうちに、最近描いた二枚の絵を絵画室にアップしました。
今回は、絵のタイトルがなかなか決まらなかったのですが、どちらも「月」にまつわる二点になりました。
よろしければ、ご覧くださいましたら幸いです。
写真は、先日行ってきた烏森神社。
都会の中にあるコンクリート造りの社殿で、不思議な調和を感じられる場所です。
お参りした後、パナソニック汐留美術館で、ギュスターヴ・モロー展を見てきました。
神話や聖書のエピソードをモチーフにした重々しい絵が多いのですが、幻想的で美しい筆致でした。
画家のパレットも展示されていて、白い絵具が固まった痕が、天使が羽を広げたようなシルエットにも見えて、
それも印象に残っています。
これは美術館の帰りに行ってきた、練馬の南インドカレー屋さん「ケララバワン」のカレーセット。
右手前のデザート以外は、全部まぜながら食べてよくて、本当においしいです。
量があるように見えますが、油っぽくないカレーなので、さらっと食べられるし、もたれません。
チャイを頼むと、目の前で器から器へサッと移し替えてくれて、そうやって空気を含ませたチャイもまろやかです。
そんなかんじで、一日で世界あちこちめぐりをした日でした。
令和は、こんなふうに身軽に、いろいろ出かけたいですね。
描き途中の絵。
どんな風に完成するかわかりませんが、絵も引き続き、描いていきたいと思います。
夕暮れと桜
新元号の発表が、明日ということで。
えっ、もうそんな時期なんだ・・と、早くも時の中に取り残されそうになります。
私は昭和の最後の方生まれで、昭和の記憶というとあまりピンとこないのですが。
そういえば人生で初めて、「元号」というのが世の中にあるらしい、と意識したのは、小学1年の時。
紅白帽の自分の名前の横に「H6」と書いてあって。
それが、入学した年と元号を表していると先生が言ったのを聞いてからですね。
あまりふだん元号を意識しなくなってしまったのですが、新しい元号にも早く馴染めるよう祈ります。
近所の神社近くの桜、夕ぐれ刻。
今年は咲くのも早い感じがします。
今月は小さな絵を何点か描き進めてました。
いきなり絵をがらっと変えてしまうことがたくさんあるのですが、それを経て、
ようやく内容が決まった...という感じです。
この絵は、最初は地面に人物が横たわっているような構図だったので、ぜんぜん違う絵になった!と、
側で見る人がいたらびっくりされるかもしれないのですが。
自分の中では、この絵のなかの世界をより表すようなモチーフ、が描いてる途中に思い浮かぶと、
どうしてもそこに沿うように、進みます。
二本の樹も、自分が好きなように描いたカタチなので
特になんの木、というわけでもないのですが、イメージ的にはサクラ、な感じがします。
桜の木の、幹の濡れたような黒さとか、うねった枝ぶりが好きなので。
これはツツジかな、桜の樹の下にもう散った花が積もっていました。
中山のおひなまつり
今年も貝のお雛様を作っています。
こちらは作業途中の、お雛様。
手前の一組は、これからお顔を描き込んでいくところ。
今年は中山法華経寺の参道沿いのブティック、
「Raksa(ラクサ)」さんにて、貝雛を展示させてもらっています。
私が日頃何かとお世話になっている^^ 素材や手仕事にこだわった、オリジナル服を作っているお店。
こちらのお雛様は展示用に額装し、このように飾って頂いております。
エスニック・和風な品々の店内に、貝のお雛さま。なかなか自然と馴染む感じがします。
千葉の中山では毎年お雛祭りイベントが開催され、期間中は公共施設や商店のあちこちで、
いろいろなお雛様を展示しています。
こんな風に自分のお雛様も参加させて頂き、とても光栄に思います。
中山近辺への散策の際は、ぜひ、お立ち寄り頂けましたら幸いです。
お店のお品物も、オリジナル服の他にアジア買付けの雑貨など、なかなか見ないような掘り出し物があったり、
手仕事好きの方にはぜひオススメしたいお品をたくさん取り扱っています。
こちらは先日行ってきた海辺の夕日、が落ちた瞬間。
太陽が地平線の向こうに行っても、しばらくはそこに光が残っています。
実は先月体調を崩してしまい、個人的にお願いされていた分のお雛様は作りきる事ができず、大変申し訳ありません。
顔の表情や色感に一つ一つこだわって作っており、どうしても時間がかかってしまう作品ではありますが、
今後も製作を続けていきたいと思います。
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